2018年6月29日金曜日

【Net Flix】「あん」を観ました

                                           


2015年に公開された邦画です。
とても良い物語です。
原作はドリアン助川さん。作家、詩人、道化師、ミュージシャンという色んな事ができる方みたいです。

どら焼き屋の雇われ店長、千太郎役永瀬正敏さん。
ある日、店の求人広告を見て、働くことを懇願する一人の老婆がやってきます。
彼女の作るあんはあまりに美味しく、どら焼きのあん作りを任せることにします。
 

あん職人、徳江役樹木希林さん。
店はみるみる繁盛。
行列のできるどら焼き屋さんとなります。

常連の中学生に何気なく語る徳江さんの言葉…
あとになって、何気なくじゃなかったとわかります。
しばらくすると、心無い噂が広まり、お店はもとの閑古鳥が鳴く状態になってしまいます。
ハンセン氏病を扱った物語です。
ハンセン病は、昔は隔離された療養所に入所する病気でしたが、
2005年以来、国内での発症ゼロ
感染力非常低く、大人から大人への感染、及び発症は極めて低いそうです。
しかし、いまだに全国には約1500名の患者がいて、ハンセン病療養所に暮らしている方々もいるそうです。
初めて知ったことです。

徳江さんのお友達役の市原悦子さん。
憶測から生まれてくる差別について、考えさせられる物語でした。

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