2018年8月17日金曜日

【高橋弘希】「朝顔の日」を読みました

先日、芥川賞を受賞された高橋弘希氏の本を読んでみました。
「朝顔の日」

美しい文章に魅了されます。
結核を患い入院中の妻を頻繁に見舞う夫の物語。

妻は、亡くなるでもなく、元気になるわけでもなく、淡々と流れていく入院生活。
ある時、咽頭炎を併発したため、声をだすことを禁じられ、筆談で話をするのですが、
妻の言葉が、また美しい!
日本語の素晴らしさを伝えてくれる作品であり、きれいな言葉を紡ぐのがこの方の天職なんだと思いました。
芥川賞受賞作品は「送り火」
これから読むのですが、楽しみですー。

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