2016年11月16日水曜日

【Hulu】メイジーの瞳を観ました

          
ロックスターの母と、美術商の父を持つメイジーは、ニューヨークで裕福な生活を送っていますが、両親は不仲…
寝ているときに両親の口論で眠りを妨げられることもしばしばです。
やがて、両親は離婚。共同親権を持つので、メイジーは、父と母の家を行ったり来たりして生活するようになります。
父は、元メイジーのベビーシッターだった若い女性と再婚。
母もバーテンダーの若い青年と再婚。
    
両親は次第にメイジーを押し付け合うようになり、彼女の面倒は主にお互いの再婚相手が見ることいなっていきます。
メイジーは、何があっても泣かないし嫌だということも言いません。
ただ、黙っていろいろなことを見ているでけです…
淋しいとか不安だとか言うことを一切言わないメイジーが切なくて、いじらしくて、
胸が痛くなる程です。
まるで、「見猿言わ猿聞か猿」です…
美しい映像がまたまた切なさを増幅させます。
メイジーの妖精のような可愛らしさといったら…
毎日のお洋服がこれまたスゴーク可愛いんです。
 
やがて、父と母の再婚相手同士も心を通わせるようになり、
ラストシーンでの、多分3人で暮らしていく選択をしたらしいメイジーの、吹っ切れたような笑顔が印象的です。少し気持ちが暖かくなりました。

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